カンファレンスのオープニングに登場したエンタープライズ部門APAC地区担当シニア・バイスプレジデントのMichael McBrienは、技術革新の進化のスピードが速まっている中で、消費者のコミュニケーションの変化に追随する重要性を強調。コミュニケーションの変化の要因としてソーシャル・メディアの影響力と、電話を使わずにテキスト・メッセージだけでコミュニケーションするデジタル・ネイティブ世代の登場をあげ、「今後、企業がハッピーな顧客をより多くなってもらうためには、企業は大きな変化を迎えている」と位置付けた。続いて登場したアルカテル・ルーセント社エンタープライズ部門社長のTom Burnsは、ソーシャル・メディアの影響力が高まっているにもかかわらず、企業の窓口となっているコンタクトセンターとソーシャル・メディアが統合されていない点を指摘。さらに2020年までに全世界で300億台のスマートフォンが普及するというリサーチ結果とともに、カスタマーサービスにおけるスマートフォンの活用の重要性を述べるとともに、「音声はコミュニケーションの一つの手段。顧客が望むすべてのメディアをカバーした顧客サービスを提供することが重要だ。そのためにはチャネルごとに発生する会話の一貫性が必要となり、ジェネシスはイノベーションに対応しながらこれらのチャネルを統合し、顧客と企業の“Change The Conversation”(会話を変えよう!) をサポートしていける」と語った。
今年はジェネシス設立から20周年にあたり、これまでのジェネシスの航跡をビデオで紹介。1990年の“音声”からはじまり、2000年代にはEメールやチャットなどの“インタラクション”、2010年からは“カンバセーション”をテーマに、バックオフィスとの統合、ソーシャル・メディア対応リューションを提供。さらに顧客サービス世界をスマートフォンまでに拡大するモバイル戦略を発表した。
メインステージでは、今年、アジア太平洋地区を襲った洪水、地震などの災害に対し、ジェネシスのユーザー企業がどのように災害を乗り越え、被害を受けた利用者をサポートしたかが紹介された。日本からは、株式会社NTTドコモ、情報システム部 顧客システム担当 担当課長 大原淳史氏が”The Great East Japan EarthQuake: How NTT DOCOMO’s Contact Center survived and what was learnt”をテーマに、東日本大震災時の同社のコンタクトセンターオペレーションに関する講演を行った。
また、展示会場では昨年よりリリースを開始した「Genesys 8」をはじめ、各チャネル間のアクティビティを統合し、顧客との継続的な会話を実現する”Genesys Conversation Manager”、ソーシャル・メディア対応をサポートする”Genesys Social Engagement”、スマートフォン上での高度なカスタマーサービスを実現する”Genesys Mobile Engagement”などを展示。今回、日本からはP&WソリューションズがG-Forceのゴールドスポンサーとして出展。同社のSweet Seat ManagerとGenesysとの連携ソリューションを製品展示。PCに加え、iPadでのデモンストレーションを行い、大きな注目を集めた。
G-Forceには、日本からもジェネシスの最新ソリューションやグローバルなコンタクトセンター業界のトレンドを把握する目的で、約30人が参加した。 |

G-Force APAC 2011にはアジア太平洋地区から900人以上の来場者が参加

アルカテル・ルーセント社エンタープライズ部門社長のTom Burnsは顧客との対話の変革の重要性を強調

日本からはNTTドコモが東日本大震災時のコンタクトセンターオペレーションを講演

G-Force展示会場ではジェネシスやパートナーがソリューションを披露

ジェネシス・ブースではソーシャルメディアやモバイル対応ソリューションなど、最新製品が紹介された
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